ボクシング入門 基本となるパンチ

近年では国内外で誕生した様々な種類の格闘技が二本で楽しめるようになっていますが、それでもテレビなどでよく紹介されるのは昔から人気の高い種目で、その代表的なものの一つがボクシングです。ボクシングはただ試合を見るだけでも楽しいのですが、自分でもやってみたいと思って、ジムに通い始めようとする人は少なくありません。そんなボクシングの世界に入門したいと思う初心者にとって大事なことは、パンチの種類についての知識です。ボクシングは誰もが知っての通り、パンチだけで相手を攻撃する格闘技だからです。

パンチの種類としてまず挙げられるのはジャブです。ここからは右利きの場合を想定しますが、ジャブは左の拳をまっすく前に突き出して、大きなダメージを狙うのではなく、相手を素早く打って小さいダメージを積み重ねたり、距離を保つためなどに用います。次に挙げられるのはストレートです。これはジャブとは違い利き腕である右の拳をまっすぐ前に出して、肩や腰の回転を利用して強い力で相手を打ち、大きなダメージを狙うものです。その二つとは異なり、横から回り込むような軌道で相手を打つのがフックです。このフックもストレート同様、上手く使えば強いダメージを与えることができます。下から上と突き上げるような動きで、相手の顎の下を狙って打つのがアッパーです。このアッパーは接近戦で大きな効果を発揮し、上手く当たれば一撃必殺の効果が期待できます。

それらのように頭部を狙うのではなく、拳を後ろに引いてからボディーを狙って打つのがボディブローです。また同じボディを狙う場合に、ストレートと同じように打つのがボディストレートです。