現在の日本では、色々な種類の格闘技を観戦したり、自分で実践したりできるようになっていますが、それらの中でも特に多くの人に愛されているものの一つが、昔から高い人気を誇っているボクシングです。ボクシングはパンチだけで戦うというシンプルな格闘技ではありますが、それだけに色々なテクニックを駆使するというおもしろさがあるからです。そんなボクシングの世界にこれから入門しようと考える初心者にとって、プロの選手、つまりプロボクサーになるにはどうすれば良いのかは、大きな関心事の一つとなるでしょう。
プロボクサーになるためには、プロテストを受けてライセンスを取得する必要があります。プロテストを受けるためにはただ技術があるというだけではだめで、日本プロボクシング協会に加盟しているジムに所属しておく必要があります。受験資格に関してはさらに満17歳から満32歳までと年齢制限があり、またコミッションドクターによる健康診断を受けて合格することも必要です。プロテストの内容は筆記試験と2ラウンドのスパーリングなのですが、筆記試験の内容は通常であれば簡単と言えるレベルなので、どちらかというとスパーリングで合否が決まる可能性が高いです。スパーリングでは勝敗ではなく、体力や技術が備わっているかどうかが判断基準となります。